
美容院でトリートメントをしたら、効果がどのくらいの期間持続するものなのか?
30才女性
美容院でトリートメントをしたいんだけど、効果があるのか知りたいし、どのくらいもつのか気になるなぁ。。。
こういった疑問にお答えします。
トリートメントの効果や持続する期間は、髪の状態によって変わります。
ダメージレベルによって変わるので、そちらも解説していきます。
わたしは月間100人以上の方の髪を艶髪にしてきました。
そのたくさんの経験のなかで、実績と経験を積み重ねています。
トリートメントを研究し続けてきた18年の蓄積と実績から、解説させていただきます。
【効果・期間】美容院のトリートメントが持続する期間はどのくらいか?

トリートメントの効果とは、髪の状態を知らないと判断できません。
髪の状態に悩んでいたら、そのお悩みが解決できることがトリートメントの目的です。
こんな方におすすめ
- 傷んで広がっていた髪が、扱いやすくなった
- ひっかかりがなくなって、手触りがよくなった
- バサバサだった髪がきれいになって褒められるようになった
このような変化が、トリートメントの効果と言えます。
【トリートメントの効果】1.傷んで広がっていた髪が、扱いやすくになった

髪は傷んでしまうと、だんだん広がりやすくなっていきます。
広がりやすくなる原因は、髪にあった栄養がなくなってしまうことにあります。
トリートメントの効果とは、この3つの原因となる髪の栄養不足を補えることです。
髪が広がってしまう理由
大きく分けると、この3つがなくなってしまうことで、髪はまとまりを失い、広がりやすくなります。
栄養がなくなってしまう
髪の内部には、柔らかくしてくれる栄養分が含まれています。
この栄養がなくなることで、髪は硬くなり、扱いやすさが失われます。
栄養分はとても大切なので、トリートメントで補うことで扱いやすさを取り戻せます。
油分がなくなってしまう
油分には、髪を守る効果と、水分を保つ効果があります。
髪に含まれる油分は全体の5%程と言われており、割合でいえばとても少ないです。
しかし、油分がなくなってしまうと髪を守れないばかりでなく、水分がなくなってパサパサになってしまうので、油分はとても重要な役割を果たしています。
油分はトリートメントと日々のヘアケアで補充してあげましょう。
水分がなくなってしまう
髪にとっての水分とは、潤いになります。
水分がなくなると、髪はパサパサになってしまいます。
健康な髪の水分量は11%~15%と言われているので、この量を保つことが大切です。
髪の水分は出たり入ったりできるので、乾かし方やダメージ具合によって変わります。
なるべく健康な髪の水分量を保つために、トリートメントで保護します。
髪が傷んでしまうと、栄養が徐々に流れ出てしまうので、広がりやすくなってしまいます。
広がりにくくするには、その栄養を取り戻すことで解決します。
流れ出てしまう栄養を取り戻せるのが、トリートメントの効果です。
【トリートメントの効果】2.ひっかかりがなくなって、手触りがよくなった

髪のひっかかりとは?
髪のひっかかりとは、根元や中間部分ではなく、毛先がひっかかる事です。
根元や中間部分の髪は、生えてきてからの年月が少ないので、傷みにくく健康な状態であることがほとんどです。
その点、毛先は生えてきてから年月が1番たっているのに加え、摩擦などのダメージを受けやすい箇所なので傷みやすくひっかかりがでます。
このように、毛先が傷んでひっかかるようになると、髪は細かく裂けて枝毛になり、より一層ひっかかりやすくなります。
ひっかかりをなくす方法
ひっかかりをなくす方法は、毛先の保護をすることで解決します。
洗い流すトリートメントや、洗い流さないトリートメントなどで毛先を保護する方法もありますが、どちらも表面の保護なので根本的な解決になりません。
トリートメントをして髪の内部の状態をととのえることで、枝毛もできにくくなり、ひっかかりもなくなります。
【トリートメントの効果】3.バサバサだった髪がきれいになって褒められるようになった

髪がバサバサの状態とは、「広がってしまう」「枝毛などでひっかかる」などの髪が傷んでいる症状がある場合に、バサバサになってしまいます。
どちらの症状も、原因は髪の状態がわるくなってしまって起こります。
バサバサした状態を解決するには、髪の内部から状態を整えるトリートメントをすることで、髪がきれいになります。
トリートメントが持続する期間

トリートメントが持続する期間は、トリートメントの種類によって変わります。
- 髪の表面を保護するだけのトリートメントは、すぐにおちたと実感できるほど短いです。
- 髪の内部に栄養を与えて状態を整えるトリートメントは、おちてきたことが分からないくらいに長くもちます。
この違いは、「一時的な保護」と「根本的な改善」の違いにあります。
3日程度もってほしいのか?
しばらくの間、艶があって綺麗な髪でいたいのか?
求める結果によって、選ぶこともできますが、持続する期間はこれほどまでに違います。
長くもってほしいのであれば、髪の内部から状態を整えられるトリートメントがおすすめです。
内部の栄養を与えることができて、もちが良いのは髪質改善です。
気になる方は、こちらを参考にしてください。
髪質改善で満足していないあなたのお悩み解決します
まとめ
- トリートメントの効果
- トリートメントが持続する期間
トリートメントの効果は、どのくらい髪の内部に栄養を与えて状態を整えられるかによって差があります。
トリートメントが持続する期間は、トリートメントの種類によって異なります。
髪の状態によって表面の保護だけでいいのか、内部までしっかり栄養を与えたほうがいいのかを選び、最適なトリートメントを選んでください。
トリートメントの種類によって持続する期間は異なるので、ライフスタイルに合わせて短期間でいいのか、しばらくの間もってほしいのか選ぶといいでしょう。
トリートメントの効果については、こちらの記事「【美容院のトリートメント効果】髪質改善は期待できるのか?」で解説しています。