
「私の髪、何をしても広がる…」
「トリートメントしてるのにパサつく…」
そんな悩みの原因の多くは“くせ毛のタイプ”と間違ったケアをしていることにあります。
実はくせ毛にはいくつかのタイプがあり、それぞれに合ったお手入れ法があります。
このブログでは、美容師が監修した10問のセルフチェックを通して、あなたのくせ毛タイプを診断し、ぴったりのケア方法をわかりやすくご紹介します。
- くせ毛は大きく6タイプ(波状・捻転・縮毛・連珠・混合・加齢クセ)に分類でき、タイプにより最適ケアが大きく変わる。
- 下記 10問セルフチェック に答えるだけで、自分の主タイプと「保湿・補修・熱整形・還元」のどれを優先すべきかがわかります。
- 波状・捻転は 保湿×CMC補修、縮毛・連珠は 還元+熱整形 が根本解決のカギ。
くせ毛の悩みは“タイプ別診断”で解決できます
**今すぐ診断したい方へ:**
👇以下の「くせ毛セルフ診断」ボタンをタップし、髪の形状・太さ・水に濡れた状態など10問に答えるだけで、タイプと推奨ケアを自動表示!
- STEP1|くせ毛セルフ診断ツール(所要3分)
- Q1. 髪を濡らすとどのくらいまっすぐになりますか?
- Q2. 乾くと元のうねりに戻りますか?
- Q3. 1本の髪を引っ張ると伸びますか?
- Q4. 雨の日にどのくらい膨らみますか?
- Q5. 最近になってクセが強くなりましたか?
- Q6. 髪の太さは?
- Q7. 表面にパヤパヤした短い毛が出ますか?
- Q8. ドライヤー後の手触りは?
- Q9. 朝のスタイリング時間は?
- Q10. 切れ毛・枝毛は?
- あなたのタイプ:${type}
- くせ毛タイプ別の特徴と見分け方
- 診断結果にもとづくおすすめケア
- 波状毛(ゆるくうねるタイプ)
- 波状毛の正しいケア方法
- 波状毛におすすめの髪型
- 波状毛の改善・矯正方法
- 【まとめ】
- 捻転毛(ねじれたような質感)
- 捻転毛とは?
- 捻転毛の特徴
- 捻転毛におすすめのヘアスタイル
- 改善方法・対処法
- 【まとめ】
- 縮毛(チリチリとした強いクセ)
- 縮毛とは?
- 縮毛の特徴
- 縮毛のケア方法
- 縮毛におすすめのヘアスタイル
- 改善方法・矯正メニュー
- 【まとめ】
- 連珠毛
- 連珠毛とは?
- 連珠毛の特徴
- 連珠毛のケア方法
- 連珠毛におすすめのヘアスタイル
- 連珠毛の改善方法
- 【まとめ】
- 混合毛(部分ごとにうねり方が異なる)
- 混合毛とは?
- 混合毛の特徴
- 混合毛のケア方法
- 混合毛におすすめのヘアスタイル
- 改善方法・施術メニュー
- 【まとめ】
- 加齢毛(年齢とともに現れる細かいうねり)
- 加齢毛とは?
- 加齢毛の特徴
- 加齢毛のケア方法
- 加齢毛におすすめのヘアスタイル
- 加齢毛の改善方法・美容施術
- 【まとめ】
- くせ毛は遺伝?
- くせ毛の改善方法
- まとめ|まずは“知る”ことから始めよう
STEP1|くせ毛セルフ診断ツール(所要3分)

使い方
- 下の「診断スタート」をタップ。
- 10問の二択式質問(髪のうねり方・太さ・湿度影響・濡れた状態など)に回答。
- 6タイプ中の最適マッチと ケア優先度※1 を即表示。
※1:保湿・補修・熱整形・還元などの優先度を0〜100で数値化。
くせ毛セルフ診断
まずは診断!10問でわかる、あなたのくせ毛タイプ
くせ毛は一括りにされがちですが、実際には以下のように細かく分かれています。
- 波状毛(ゆるくうねるタイプ)
- 捻転毛(ねじれたような質感)
- 縮毛(チリチリとした強いクセ)
- 連珠毛
- 混合毛(部分ごとにうねり方が異なる)
- 加齢クセ(年齢とともに現れる細かいうねり)
この診断では、「髪の濡れたときの状態」や「湿度の影響」、「最近クセが強くなったかどうか」など10の質問を通じて、あなたのタイプを明らかにします。
例えば「濡れるとまっすぐになるけど、乾くと元に戻る」という方は波状毛タイプの可能性が高く、
「年齢とともに表面だけうねるようになった」という方は加齢クセが進行している可能性があります。
自分の髪質を正確に知ることで、今後のヘアケアが“的確な方法”に変わります
くせ毛タイプ別の特徴と見分け方

タイプ | 見た目の特徴 | 主な原因 |
---|---|---|
波状毛(ゆるくうねるタイプ) | ゆるいS字。湿度でうねり増 | 遺伝・水分バランス |
捻転毛(ねじれたような質感) | ねじれS字。手触りザラつき | 髪断面の非対称 |
縮毛(チリチリとした強いクセ) | Z字カール。乾燥&切れ毛 | 細毛・キューティクル少 |
連珠毛 | 数珠状の太さムラ | 内部空洞化 |
混合毛(部分ごとにうねり方が異なる) | 部位ごとにクセが違う | 遺伝+摩擦 |
加齢クセ(年齢とともに現れる細かいうねり) | 表面だけ細かい波 | 結合水・脂質低下 |
くせ毛の種類はくせの特徴と強さで6種類に分類されます。
診断結果にもとづくおすすめケア
自分のくせ毛タイプがわかったら、次はそれに合ったお手入れを選びましょう。
- 波状毛には「水分保持力のある保湿ケア」がおすすめです。
アミノ酸系の優しいシャンプーや、週1のオイルマスクが効果的です。 - 捻転毛には、髪の内部構造を整える“酸熱トリートメント”やCMC系補修トリートメントが有効です。
- 縮毛には、サロンでの酸性ストレートや還元剤を使った縮毛矯正と、ホームケアとしてのケラチン補給が欠かせません。
- 混合毛の方は、髪の場所によって保湿ケアとストレートケアを使い分ける「ゾーンケア」の発想が必要です。
- 加齢クセには、エイジングケア成分入りの頭皮用美容液や、抗酸化力のあるトリートメントが効果的です。
波状毛(ゆるくうねるタイプ)

波状毛(はじょうもう)は、髪全体がS字カーブのようにうねるクセ毛の一種です。
くせ毛の中では比較的扱いやすく、日本人にもっとも多いタイプと言われています。
波状毛の特徴
- 髪が全体的に緩やかな波状(S字)にうねる
- 湿気に弱く、雨の日に広がりやすい
- 表面の髪だけうねる「部分クセ毛」も多い
- 根元はストレートなのに、中間〜毛先がうねることも
波状毛になる原因は?
原因 | 解説 |
---|---|
遺伝的要因 | 日本人の約7〜8割がくせ毛の要素を持つと言われています。 |
毛穴のゆがみ | 頭皮環境や成長ホルモンの影響で毛穴が曲がると、うねった髪が生えやすくなります。 |
ホルモンバランスの乱れ | 特に産後・更年期に波状毛が強くなるケースも。 |
波状毛の正しいケア方法
① シャンプー選びが重要
- アミノ酸系洗浄成分+保湿力が高い処方を選ぶ
- 「くせ毛ケア」「うねり改善」と書かれている製品が◎
💡おすすめ成分:
ヒマワリ種子エキス、加水分解ケラチン、セラミド、γ-ドコサラクトン など
② ドライヤーのかけ方
- タオルドライ後すぐに根元から風を当てる
- 髪を軽く引っ張りながらブローすると、うねりが伸びやすくなる
- 最後は冷風でキューティクルを締める
③ 保湿&コーティングがカギ
- アウトバストリートメントで髪表面をなめらかにコート
- オイルやミルクで湿気ブロック対策を
波状毛におすすめの髪型
髪型 | ポイント |
---|---|
ボブ(切りっぱなし or 軽め) | クセを活かしたナチュラル感が出しやすい |
レイヤーミディアム | 中間からのうねりをカバーしやすい |
パーマ風ウェーブヘア | 波状毛を活かし、スタイリングしやすく |
波状毛の改善・矯正方法
縮毛矯正・ストレートパーマ
- 長期的に真っ直ぐな髪にしたい方におすすめ
- 前髪や表面だけのポイント矯正も人気
酸熱トリートメント
- 「クセを抑えたいけど真っ直ぐすぎるのは嫌」という人向け
- ハリ・ツヤ・まとまりを与える新しい選択肢
【まとめ】
波状毛は、適切なケアやスタイル選びで魅力的な髪質に変わるクセ毛です。無理に抑え込まず、「活かす+整える」ことで、日々のスタイリングがぐっと楽になります。
髪質に悩む方は、ぜひ一度プロのカウンセリングを受けてみてくださいね。
捻転毛(ねじれたような質感)

捻転毛とは?
捻転毛(ねんてんもう)とは、髪の毛がねじれたような形状になっているくせ毛の一種です。
見た目は一見普通でも、乾燥や摩擦で絡まりやすく、パサつきやすいのが特徴です。
捻転毛の特徴
特徴 | 解説 |
---|---|
髪がねじれた形状になっている | 毛髪が不規則にねじれているため、光が乱反射しやすくツヤが出にくい |
髪が細くて絡まりやすい | 摩擦に弱く、コーミングやドライ時に絡まりやすい |
湿度や乾燥に敏感 | 湿気でうねりが強くなり、乾燥で広がるという両極端な性質がある |
① シャンプー・トリートメント選び
- アミノ酸系洗浄成分+高保湿処方がおすすめ
- 補修系(加水分解ケラチン・セラミド・ペリセアなど)を含む製品が◎
💡おすすめキーワード:
「くせ毛用」「摩擦ダメージ補修」「乾燥毛対応」
② 摩擦を防ぐドライ方法
- タオルドライはこすらず押し当てるように水分を吸収
- ドライヤーは根元から毛先に向かって風を当てるのが基本
- 乾かしすぎない・熱を当てすぎないことも重要
③ アウトバスケア
- **洗い流さないトリートメント(ミルク or クリーム)**で保湿とコーティング
- 朝の乾燥時は少量のオイルでまとまりを補助
捻転毛におすすめのヘアスタイル
スタイル名 | 特徴 |
---|---|
ミディアム〜セミロング | 毛流れを整えやすく、ボリュームも分散しやすい |
レイヤースタイルは控えめに | 段を入れすぎると広がりやすくなるため注意 |
ウェット仕上げ or くせを活かした外ハネ | 捻転毛の質感をナチュラルに魅せる工夫が有効 |
改善方法・対処法
縮毛矯正・ストレートパーマ
- 強いねじれを真っ直ぐに整えるには縮毛矯正が有効
- ただし、細い髪質の方はダメージリスクに注意
酸熱トリートメント
- 「クセは少し残しても、扱いやすくしたい」場合におすすめ
- 熱と酸を使って毛髪の結合を整える施術で、ツヤ感・まとまりがアップ
【まとめ】
捻転毛は、一見目立たなくても日々のスタイリングに悩みが出やすい髪質です。
正しいケアを続けることで、パサつきや絡まりを抑え、自然なツヤと扱いやすさを取り戻すことができます。
「自分のくせ毛タイプがわからない」という方は、美容師のカウンセリングやセルフ診断ツールを活用してみましょう。
縮毛(チリチリとした強いクセ)

縮毛とは?
縮毛(しゅくもう)は、髪の毛が細かく強い縮れやねじれを持ったくせ毛の一種です。日本人では比較的少数派ですが、ボリュームが出やすく、湿気の影響を強く受けやすいのが特徴です。
縮毛の特徴
特徴 | 解説 |
---|---|
ジグザグ・縮れ毛 | 髪が不規則に折れ曲がり、まとまりにくい形状をしている |
ボリュームが出やすい | 特に湿度が高い日は膨らみやすく、広がりを抑えるのが大変 |
硬く感じやすい | 毛髪密度が高く、コシや張りが強く感じられることが多い |
ツヤが出にくい | 光が髪の表面で乱反射するため、パサついて見えがち |
縮毛のケア方法
① シャンプー・トリートメント選び
- しっとり系+保湿力重視の処方が最適
- 「くせ毛・縮毛・うねりケア」向け製品を選ぶ
💡おすすめ成分:
ヒマワリ種子エキス、加水分解ケラチン、ペリセア、セラミドNGなど
② ドライ前&後の水分コントロール
- タオルドライ後すぐにミルクやクリームタイプのアウトバスで保湿
- ブロー時は、引っ張りながら風を当てて伸ばすのが基本
- 仕上げは冷風でキューティクルを閉じるとツヤUP
③ スタイリング剤の工夫
- 湿気に反応しにくいシリコン入りスタイリング剤がおすすめ
- ヘアオイル+ミルクの重ね使いでまとまりやすく
縮毛におすすめのヘアスタイル
スタイル | 特徴 |
---|---|
ボブ(重め) | 広がりを抑えてまとまりやすく、扱いやすい長さ |
ストレートロング | 縮毛矯正後に特に人気。落ち着いた印象に |
内巻きスタイル | 毛先を自然に収めることで、顔まわりが柔らかく見える |
改善方法・矯正メニュー
縮毛矯正
- 最も効果的な手段で、根元から毛先までストレートに整える
- 長期間効果が続く(3〜6ヶ月が目安)
- ダメージを防ぐには定期的なトリートメント併用が重要
酸熱トリートメント
- 「真っすぐすぎるのは避けたい」という人に◎
- クセを和らげながらツヤ・まとまりを高める
- 定期施術で髪の強度・扱いやすさを底上げ
【まとめ】
縮毛は、髪質の個性が強く出るタイプのくせ毛ですが、
正しいケアとスタイル設計で、扱いやすく美しい髪に整えることができます。
毎日のケアにひと工夫加えるだけで、ストレスの多い「広がり・乾燥・ゴワつき」も大きく改善されます。
連珠毛

連珠毛とは?
連珠毛(れんじゅもう)とは、髪の毛が「数珠(じゅず)」のように不規則に太さが変化しているくせ毛の一種です。
毛の表面が凸凹しているため、光が乱反射しやすく、ツヤが出にくい・ゴワついて感じるという特徴があります。
連珠毛の特徴
特徴 | 解説 |
---|---|
髪にデコボコがある | 太い部分と細い部分が交互に連なっていて、触るとザラついた手触りになることも |
折れやすく切れやすい | 細くなっている部分が特に弱く、摩擦や引っ張りに弱い |
ツヤが出にくい | 光がまっすぐ反射しにくいため、パサついて見えがち |
スタイリングの持ちが悪い | 形が安定せず、まとまりにくい・クセが戻りやすい |
連珠毛のケア方法
① シャンプー選びは「低刺激+高保湿」
- アミノ酸系やPPT系の補修力が高い処方がおすすめ
- ノンシリコンではなく髪を守るシリコン入りタイプも効果的
💡おすすめ成分:
・加水分解ケラチン ・ペリセア ・セラミドNG、NP、AP ・γ-ドコサラクトン(熱補修)
② 摩擦ダメージを最小限に
- タオルドライは押さえるだけ
- 目の粗いコームでゆっくりとかす
- 乾かすときはドライヤーを近づけすぎず、根元から風を当てる
③ 髪のコーティングケア
- 髪表面の凸凹をなめらかに整えるアウトバストリートメントが重要
- ミルク系で保湿+オイルで閉じ込める2段ケアがおすすめ
連珠毛におすすめのヘアスタイル
スタイル名 | ポイント |
---|---|
重めボブ・セミロング | 髪の質感を活かしつつ、広がりを抑えられるバランス型 |
内巻きストレート | 表面が整って見えやすく、まとまりのある印象に |
ゆる巻きパーマ風スタイル | クセを活かしたスタイリングでナチュラルに見せる |
※極端なレイヤーはパサつきや膨らみを悪化させるためNG
連珠毛の改善方法
縮毛矯正(おすすめ度:△〜◯)
- ゴワつきを抑えるには有効だが、髪の細い部分にダメージリスクが高い
- 髪質に応じて「部分矯正」や「優しい薬剤」を選ぶことが重要
酸熱トリートメント
- 髪の結合を整え、凸凹した表面をなめらかにする効果がある
- 繰り返すことで扱いやすさやまとまりが向上
【まとめ】
連珠毛は他のくせ毛とは異なり、髪の構造そのものが不規則でデリケートです。
見た目だけでなく手触りやスタイリングにも影響があるため、丁寧なケアと摩擦レスの習慣がとても大切。
無理にクセを消すよりも、「守る・補う・整える」ケアで、自分らしいヘアスタイルを楽しみましょう。
混合毛(部分ごとにうねり方が異なる)

混合毛とは?
**混合毛(こんごうもう)**とは、異なるタイプのくせ毛や髪質が一人の頭髪内に混在している状態のことです。
たとえば、
- 表面はうねる波状毛、内側は強めの縮毛
- 前髪は直毛、後頭部はクセが強い
- 根元はストレート、毛先は広がる
といったように、部分によって質感・クセの強さがバラバラになるのが特徴です。
混合毛の特徴
特徴 | 解説 |
---|---|
クセの種類が部分ごとに違う | 波状毛・捻転毛・縮毛などが混在するケースが多い |
広がりやすく、まとまりにくい | 一部が強くうねるため、整えにくくボリュームが出やすい |
スタイリングが安定しづらい | ストレートに仕上げても、一部だけハネる・うねる |
クセの出方が季節や湿度で変わる | 湿気に反応しやすい部分と、そうでない部分が混在する |
混合毛のケア方法
① 髪全体に「保湿+補修」ケアが基本
- ベースはアミノ酸系+高保湿シャンプー
- ダメージやうねりが出やすい部分に集中ケア
- 洗い流さないトリートメントは重ね使いが効果的
例:ミルク → オイル
② 部分ケアの意識が大切
- 前髪だけうねる → 前髪用アイロン or ポイント矯正
- 毛先だけ広がる → 毛先集中オイル+軽めのワックス
💡Point:一律ケアではなく「部分最適」の考え方が重要!
③ 日常的な摩擦&乾燥対策を
- ナイトキャップ or シルク枕で寝ぐせ予防
- 濡れた髪はすぐに乾かしてうねり予防
- ドライヤーは引き伸ばすように風を当てる
混合毛におすすめのヘアスタイル
スタイル | ポイント |
---|---|
重めボブ or セミロング | 全体の質感を整えやすく、クセの違いを目立たせにくい |
ナチュラルな外ハネ or ゆる巻き | あえてクセを活かし、スタイリングの手間を軽減 |
前髪なし or 分け目ありスタイル | 前髪のクセが強い人には分けることで自然に馴染ませられる |
改善方法・施術メニュー
① ポイント縮毛矯正
- クセが強い部分だけをピンポイントで施術
- 全体にかけるより自然な仕上がりになりやすい
② 酸熱トリートメント
- 髪の結合を安定させて全体のうねりやパサつきを抑える
- 「真っ直ぐすぎないけど扱いやすい髪」にしたい人向け
【まとめ】
混合毛は、髪の個性が複雑に絡み合ったくせ毛タイプです。
クセを無理に抑えるのではなく、部分ごとに合わせたアプローチが美しい髪を育てるポイント。
髪質に合わせて「活かす部分」と「整える部分」を使い分けることで、あなただけの理想スタイルが叶います。
加齢毛(年齢とともに現れる細かいうねり)

加齢毛とは?
**加齢毛(かれいもう)**とは、年齢とともに髪質が変化し、うねり・ハリコシ低下・パサつき・ツヤ不足などの悩みが出やすくなった状態を指します。
これは老化現象のひとつで、特に40代以降から気づく方が増えます。
加齢毛の特徴
特徴 | 解説 |
---|---|
うねり・クセが強くなる | 毛穴のたるみ・形の変化により、直毛だった人でも急にクセ毛のようになることが |
髪が細くなる・ハリがなくなる | 女性ホルモン(エストロゲン)の減少により、毛髪の成長サイクルが変化 |
パサつく・ツヤが出にくい | 髪の水分保持力・油分分泌が低下している状態 |
白髪との併発も多い | 白髪と加齢毛が混在すると、さらにまとまりにくくなる傾向に |
加齢毛のケア方法
① エイジングケア対応のシャンプーを選ぶ
- 髪と頭皮の保湿・補修・抗酸化が重要
- アミノ酸系洗浄+ヒト幹細胞培養液・セラミド・ヘマチン配合が効果的
💡おすすめ成分:
- セラミドNP/ヒアルロン酸/加水分解ケラチン
- グリチルリチン酸2K(頭皮の炎症ケア)
- ヘマチン(白髪・ハリコシケア)
② 頭皮ケアとマッサージも習慣に
- 頭皮の血行促進は、毛髪の栄養供給を改善するカギ
- 頭皮マッサージブラシやスカルプエッセンスを取り入れると◎
③ 熱ダメージ・摩擦に注意!
- ドライヤーやアイロンは140〜160℃までが安全
- タオルドライや枕の素材も**摩擦レス(シルク推奨)**に
加齢毛におすすめのヘアスタイル
スタイル | ポイント |
---|---|
ショートボブ/ナチュラルボブ | 髪の動き・クセを活かしやすく、手入れも簡単 |
ひし形シルエットミディ | ボリュームが出にくい髪に自然な立体感を与える |
前髪あり or 分け目をずらすスタイル | トップのボリュームや毛流れをコントロールしやすくなる |
加齢毛の改善方法・美容施術
酸熱トリートメント(おすすめ!)
- 髪の内側の構造を結合補修する新タイプの施術
- 「うねり・パサつき・ツヤ不足」をまとめて改善できる
ヘッドスパ or 幹細胞スカルプケア
- 頭皮の環境を根本から整え、健康な髪の土台づくり
- 育毛・美髪に必要なターンオーバーや血流を促進
【まとめ】
加齢毛は、年齢とともに現れる自然な髪質の変化です。
ですが、適切なケア・施術・ヘアスタイルの工夫によって、美しい髪は十分にキープできます。
✔️「急にうねりが強くなった」
✔️「まとまりが悪くなった」
✔️「ツヤがなくなって老け見えする」
そんな変化を感じたら、早めにエイジングケアを取り入れてみてください。
くせ毛は遺伝?
くせ毛の人のほとんどが両親や祖父母の遺伝子の影響を受けています。
赤ちゃんや子供の頃と髪質が変わったと感じる人が多いですが、成長とともに柔らかい子供の髪質から大人の髪質に変わります。
成長の過程で髪が太くなりくせ毛に変わる人もいれば、変化がない人もいます。
くせ毛は坊主にしたらなってしまった、短く切ったことでくせ毛になったということはほとんどありません。
毛根から生えてくる髪質に変化が起こることはほとんどないので、遺伝によって毛根の向きや形は決まってしまいます。
くせ毛の改善方法
くせ毛の改善方法は頭皮マッサージが有効です。
くせ毛とは毛根の向きや形によってうねりやねじれがでてしまってくせ毛になってしまうので、毛根の向きを改善することが重要です。
毛根の向きや形を改善する方法は、頭皮マッサージを続けることで頭皮を柔らかくしましょう。
ただし、すぐに効果がでるものではありませんので継続することが重要です。
まとめ|まずは“知る”ことから始めよう
くせ毛は「悩み」ではなく、「個性」。
その個性を活かすためには、まず“自分のくせ毛の正体”を知ることが何よりも大切です。
診断を通じて髪質を理解し、自分に合ったケアを選べば、髪は想像以上に素直に応えてくれます。
当記事のセルフチェックを参考に、今日からあなたに合ったケアを始めてみませんか?