縮毛矯正とは半永久的にまっすぐになる施術のはずなのに、なぜ2週間でクセが出てきてしまったのか?
どうしたら以前のようなまっすぐな縮毛矯正をかけてもらえるのでしょうか?
この疑問について解説していきます。
縮毛矯正をかけたのですが2週間でクセが出てきしまうものですか?
20代女性
現在縮毛矯正をかけてから2ヶ月ほど経ちますが、クセが完全に出てきてしまっています。
縮毛矯正をかけてもらい約2週間くらいからクセが出てきました。
以前までかけていただいていた時は、ピンピンとまっすぐで半永久的にまっすぐになっていたように思います。
縮毛矯正が以前とは変わってしまったのでしょうか?
縮毛矯正をかけたのに2週間でクセが出てきてしまったのは何故なのか?
縮毛矯正とは髪の毛のクセを緩めてまっすぐに固定する施術になります。
薬剤の作用で髪の毛のクセを緩め、高温アイロンによって熱でまっすぐな状態に固定し直します。
縮毛矯正をかけてたった2週間でクセが出てしまう原因とはどんな事が考えられるでしょうか?
また、ピンピンとした縮毛矯正をかけられなくなってしまったのかもお答えしていきます。
【原因1】縮毛矯正の薬剤が髪の毛のクセを緩められなかった
原因の1つとして考えられるのは、縮毛矯正の薬剤が髪の毛のクセを緩められなかった事が考えられます。
髪の毛は人によって太さや硬さが異なるので、薬剤の浸透する度合いも異なります。
また、クセの強さも異なりますので緩められるだけの薬剤パワーも髪の毛に合わせて処方します。
クセが出てきてしまった、またはクセが取り除けていなかった事を考えると薬剤のパワーが髪の毛に対して弱かった為にクセが取り除けずに残ってしまったという事が考えられます。
【原因2】縮毛矯正の高温アイロンでクセを伸ばしきれなかった
もう1つの原因として考えられるのは、縮毛矯正の高温アイロンでクセを伸ばせなかった事が考えられます。
高温アイロンとはストレートアイロンとも言いますが、約130℃〜200℃の高温で髪の毛をプレスする物をさします。
縮毛矯正の薬剤についてで記述しましたが、人によって髪の毛の太さや硬さなどの状態は異なります。
高温アイロンを同じ温度で髪の毛をプレスしても、伝わる温度は異なってきます。
薬剤の反応を高温アイロンの熱で促進させる効果と、髪の毛のタンパク質を熱によって固め直す作用があるので熱の伝わり方はとても重要です。
ですので、髪の毛に対して熱の伝わり方が不十分だとクセを伸ばして固め直す効果も弱くなってしまうので、クセが戻ってしまう原因になります。
または、熱がしっかり伝わっているのにクセがある状態で高温アイロンをしてしまった為にクセがある状態で固まってしまったという事も考えられます。
ピンピンとした縮毛矯正はかけられないのか?
ピンピンとしたまっすぐな縮毛矯正をかける事は可能です。
縮毛矯正はパーマやカラーよりも歴史が浅いですが、とても進化を遂げている施術です。
その歴史というのは、縮毛矯正が出始めの頃はピンピンとした縮毛矯正が当たり前でした。
当たり前というよりもそれしかできなかったというべきかもしれません。
ピンピンとした縮毛矯正はとてもまっすぐで、寝癖も付かない程にまっすぐです。
くせ毛のうねりが気になる方はこのまっすぐさにとても感動していましたが、ヘアスタイルが不自然になり髪の毛が馴染まないという点が難点でした。
わかりやすい例えでいうと、ボブにしたら金太郎になってしまいます。
どうしても不自然なスタイルになってしまう事があるので、現在では薬剤や技術が進化して柔らかい自然な縮毛矯正ができるようになってきました。
ピンピンした縮毛矯正とは現在の優しくて柔らかい縮毛矯正と違い、強い薬剤のパワーでクセを取り除いた上で、高温アイロンで強力なプレスをする事で可能になります。
まとめ
縮毛矯正をしたのにクセがまた出てしまう原因とは、薬剤と高温アイロンでの施術によってクセが取り除けていないとまたクセがでてしまいます。
薬剤と高温アイロンのパワーの選択は美容師さんの判断でしかできませんので、ご自身の髪質を理解してくれる美容師さんの施術してもらう事で解決できると思います。
縮毛矯正は難しい施術ですので、担当の美容師さんとよく相談してみてくださいね。
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