くせ毛で悩んでいるんだけど、結局のところどれがいいの?
「縮毛矯正」「ストレートパーマ」「トリートメント」・・・。
メニューがあるのは分かるけど、どれを選んでいいかお困りのあなたへ。 【くせ毛別】でどれがいいのか特徴をまとめました。 くせ毛の種類によってお悩みも髪の状態も変わってきます。
- 「どれをしたらいいか分からない」
- 「こっちでもいいのか決められない」
- 「してみたいけどよく分からない」
などの疑問があるかと思います。
メニューの特徴が分かると、どれをしてみていいかが分かります。
あなたのくせ毛の特徴を理解する事で、最適なメニューで髪の毛を扱いやすく過ごすことができるようになります。
【くせ毛別】どれがいいの?縮毛矯正・ストレートパーマ・トリートメントおすすめ3選
自分がどのくせ毛なのか分からない方はコチラを参考にしてください。
くせ毛【直毛】
「直毛のメリット」
- まっすぐで髪に艶がある
- 雨の日でも湿気に強い
- 髪を結んでも結びグセがつきにくい
- 濡らしてから乾かしてもブローがいらない
- 広がりにくい
- うねるくせがない
特徴としては「まっすぐ」で、髪のお手入れがある程度なくてもいつもまっすぐな状態。
何をしてもしなくても、「まっすぐ」なことは良いことばかりであるように思えます。
「直毛のデメリット」
- コテで巻いてもすぐに取れてしまう
- ボリュームが出にくい
- 何をやってもまっすぐなので、変化が欲しい
- パーマがかかりにくい
- 生え癖の影響を受けやすい
直毛とはとてもまっすぐで、くせがつきにくく変化を持たせにくい髪質のこと。
くせ毛の人からしたら、くせがない事がとても羨ましいとされる髪質ですが、コテで巻いてもすぐ取れてしまうので、スタイリングが難しいことも。
まっすぐであるとボリュームが出にくいので、ぺったんこになりやすい。
まっすぐな事に飽きているので、パーマなどで変化をつけたい。
と言ったようなデメリットもあるのが【直毛】の特徴です。
「縮毛矯正」
あまり効果が分からないかもしれません。
もとの髪がまっすぐであると、縮毛矯正をしても変化がありません。
薬剤を使う事でくせ毛を伸ばす効果があるので、髪への負担をかけるだけになってしまうことも。
前髪だけくせ毛でうねるようであれば、「前髪だけ縮毛矯正」という選択もあります。
「ストレートパーマ」
こちらも「縮毛矯正」と同様で、あまり効果が分からないかもしれません。
くせ毛をゆるく伸ばす効果がありますが、直毛には効果はないと言っていいでしょう。
髪の負担だけになってしまう事があります。
「トリートメント」
こちらは効果が感じられます。
くせのお悩みではなく、髪の状態の改善にはとても適しています。
直毛だとしても、髪の負担が重なるとツヤがなくなり扱いづらくなってしまいます。
- 髪のダメージが気になる
- 髪が広がる
- ツヤが欲しい
こういったお悩みには「トリートメント」が適しているといえます。
くせ毛【波状毛】
「波状毛のメリット」
- ゆるいパーマのような髪型を楽しめる
- ショートでもロングでも活かし方で素敵になる
- ブローやアイロンで伸ばせばまっすぐになる
- ストレートパーマで落ち着かせられる
- カットでパーマのような髪型になる
- スタイリング剤も幅広く使える
多少のうねりを活かす事ができる「波状毛」。
あまりクセがないのが特徴で、扱いやすさもあります。
スタイリングがしやすく、髪型に柔らかさをだしてくれます。
「波状毛のデメリット」
- 毛先がハネたり、うねりが目立つ
- 髪質によってはボリュームが出てしまう
- スタイリングが苦手だと扱いにくいこともある
- 前髪があるスタイルだとうねりが気になる
- 内側だけクセがあるとヘアスタイルに馴染まないことも
うねりが出るのが特長で、髪質が硬かったり太かったりするとボリュームが出やすくなる「波状毛」。
伸びてくると毛先にうねりがあるので、ハネてしまうことも。
うねりがあまり強くないくせ毛で、ブローやストレートアイロンなどで伸ばしてあげれば落ち着いてくれます。
縮毛矯正をするとペタンコになってしまうのでは?とお悩みの方は、ストレートパーマで緩く伸ばしてあげることをオススメします。
くせ毛の緩さを活かして、動きのあるパーマ風の髪型にするのもできるくせ毛です。
「縮毛矯正」
ゆるいくせを活かす方法もありますが、うねりが気になる方にはオススメです。
特に生え際のくせはとても気になりますよね。
全体のうねりも、思い通りに動いてくれるとは限らないので、どうしても扱いづらいくせがでてしまう方は「縮毛矯正」が合っていると思います。
「ストレートパーマ」
「縮毛矯正」はくせをしっかり伸ばすので、全体がまっすぐになります。
「ストレートパーマ」はまっすぐ過ぎず、ゆるくくせを伸ばすのでうねりがやや残ります。
ゆるいくせを活かしつつ、扱いづらいくせを伸ばせればいいという方に「ストレートパーマ」はオススメです。
「トリートメント」
もとのくせ毛でのうねりは「縮毛矯正」や「ストレートパーマ」でしっかり伸ばすか、ゆるく活かすかする方法がいいかと思います。
ゆるいくせ毛に重ねて「ダメージ」「加齢」が加わると、扱いづらくなります。
その状態で、くせ毛よりも「広がり」や「扱いづらさ」が気になったら「トリートメント」がオススメです。
「ゆるいくせを残しつつダメージや扱いずらさを改善したい」のであれば、ゆるいくせ毛を伸ばすよりも栄養をしっかり補給して扱いやすくする方が合っています。
くせ毛【縮毛】
「縮毛」とは”縮れている毛”と書くように、髪の毛が一本一本縮れてしまっています。
これは左右にうねるような状態もあれば、捻れている状態も混じっていることも。
- 縮れていてとても膨らみやすい
- キューティクルが少なく乾燥しやすい
- とても傷みやすい
- ブローやストレートアイロンで伸ばしても、くせが戻りやすい
- うねりが細かいので、カットだけでは対応しずらいこともある
- 縮毛矯正でしっかり伸ばしてボリュームを抑える
くせのうねりがとても細かく、重なり合って広がってしまうくせ毛。
うねりが強いことでキューティクルが少なく、乾燥しやすく傷みやすい。
髪の毛にコシがないので、ブローやストレートアイロンで伸ばしてもキープできず、くせがまた出てしまう。
カットだけでは広がりを抑えられないので、縮毛矯正でしっかりくせを伸ばして扱い易くする方法もある。
「縮毛矯正」
くせ毛のうねりが強い「縮毛」の髪質には「縮毛矯正」が向いています。
強いうねりから、根元からまとまりづらく広がりやすい。
髪をロングにしても、髪の重さでは収まらないような方には特にオススメします。
一度「縮毛矯正」をかけると根元から元々のくせ毛が出てくるので、3ヶ月~4ヶ月の周期で根元をかける「リタッチ矯正」でストレートの状態を維持するのが最適です。
「ストレートパーマ」
「縮毛」のような強いくせ毛にはあまり効果がないといえます。
多少くせ毛は伸びますが、広がりや強いくせ毛のうねりはほとんど取れません。
そうなると、また「ストレートパーマ」を掛け直すよりも「縮毛矯正」をかけた方が効果があるので、はじめから「縮毛矯正」をかけた方がいいかと思います。
「トリートメント」
こちらも「ストレートパーマ」と同じように、「縮毛」のような強いくせ毛にはあまり効果がないといえます。
「縮毛」のような強いくせ毛は、髪の内部をしっかり補強してもくせ毛の強いうねりは取れず、広がりにも効果があまりありません。
くせ毛【連珠毛】
- もろくて切れやすい繊細なくせ毛
- 病気でなってしまう人もいる
- 膨らんだ部分と細くなった部分が交互にある
- 細かいくせなので、肉眼では見えないほどわかりにくい
- 髪の毛自体がもろく、細い部分が切れやすい
- 手触りがゴワゴワしていて、櫛通りや指通りも悪い
髪の毛自体がとても細く、コシもないので切れやすい。
病気で髪質が変わってしまう方もいる。
髪の太さが均一ではなく、太い箇所と細い箇所があり、デコボコしている。
肉眼では見えないほどの細かい捻りがある。
髪の毛自体にコシもなくデコボコしているので、櫛で梳かしても引っかかりやすく、指通りもあまり良くない。
「縮毛矯正」
髪の状態が一本一本違うので、「縮毛矯正」でしっかり伸ばすことをオススメします。
髪の太さや形状は同じにすることはできませんが、全体的にまっすぐにすることで「広がり」と「まとまり」にとても効果があります。
ただ、髪が細いと薬剤の影響がとても出てしまうので注意が必要なくせ毛です。
「ストレートパーマ」
「トリートメント」
こちらはどちらとも効果がありません。
「連珠毛」は、しっかりくせ毛を伸ばさないことにはとても扱いづらいです。
このくせ毛で悩まれているほとんどの方は「縮毛矯正」をかけてくせ毛を伸ばしています。
それほど、自分での扱いが難しいくせ毛だといえます。
毎日ストレートアイロンなどで伸ばす方法もありますが、髪の負担を重ねることでより扱いづらくなることもありますので、「縮毛矯正」が一番の解決方法になります。
「まとめ」
いかがでしたでしょうか?
あなたのくせ毛の種類に最適なメニューは見つかりましたか?
くせ毛の強さによって、美容院の施術メニューを選ぶ必要があります。
あなたの悩みを解決できるメニューと解決できないメニューがくせ毛によってあります。
「縮毛矯正」がくせ毛の改善に一番適しています。
ですが、くせ毛の強さによっては「ストレートパーマ」「トリートメント」で改善できるくせ毛もありますので
あなたのくせ毛の強さで美容院のメニューを見直してみてはいかがでしょうか?
コチラも参考にしてください。