梅雨のじめじめした季節、髪が広がったりうねったりして、まとまらない…そんな経験ありませんか?
雨の日や湿度の高い日は、髪の毛が水分を吸い込んで膨張し、キューティクルが開いてしまい、広がりやすくなってしまいます。
でも、諦めないでください!
美容師の私が、雨の日でもサラサラ髪をキープするための、湿気対策ヘアケアのコツを詳しくご紹介します。
この方法を実践すれば、雨の日でも気分良く過ごせる美髪を手に入れられます。
この記事では、以下の内容を解説します。
- 湿気で髪が広がる原因
- 湿気対策ヘアケアの基本
- 具体的なヘアケア方法
- 雨の日におすすめのヘアスタイル
- その他のポイント
ぜひ最後まで読んで、雨の日でもサラサラ髪で、自分磨きをしましょう!
湿気で髪が広がる原因

雨の日や湿度が高い日、髪が広がってまとまらない…そんな経験、誰でもあると思います。
その原因は、主に4つあります。
1. 空気中の水分を吸い込む
髪は、スポンジのように水分を吸い込む性質を持っています。湿度の高い日は、空気中の水分を髪が吸い込んで膨張し、広がりやすくなってしまうのです。
2. キューティクルが開いている
髪の表面を覆うキューティクルは、髪の内部を守る役割をしています。しかし、キューティクルが傷んだり剥がれたりすると、髪内部に水分が入り込みやすくなり、広がりやすくなってしまいます。
3. 髪のダメージ
カラーリングやパーマなどのダメージを受けると、キューティクルが剥がれやすくなり、髪内部の水分バランスが乱れやすくなります。その結果、髪が膨張したりうねったりして、広がりやすくなってしまうのです。
4. 間違ったヘアケア
シャンプーやトリートメントの選び方や、ドライヤーの干し方などが間違っていると、髪が乾燥したりダメージを受けたりして、広がりやすくなってしまいます。
これらの原因に加え、髪質やクセによっても、湿気の影響を受けやすさが変わってきます。
例えば、細い髪や柔らかい髪、クセ毛は、太い髪や硬い髪、直毛に比べて、水分を吸い込みやすく、キューティクルも剥がれやすい傾向があります。
そのため、湿気の影響を受けやすく、広がりやすいです。
髪が広がるのを防ぐためには、これらの原因を理解し、適切な対策を取ることが大切です。
では、具体的な湿気対策ヘアケアのコツについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
湿気対策ヘアケアの基本

湿気で髪が広がるのを防ぐためには、髪に水分と油分を与え、キューティクルを保護し、髪の表面をコーティングすることが大切です。
具体的には、以下の3つのポイントを意識しましょう。
1. 保湿
髪に水分を与えることで、髪内部の水分バランスを整え、キューティクルが剥がれるのを防ぎます。
- シャンプー・トリートメント:保湿効果のあるシャンプー・トリートメントを選びましょう。
- ヘアオイル・ミルク:ドライヤー前にヘアオイルやミルクを髪に馴染ませることで、髪に水分を与え、キューティクルを保護することができます。
- アウトバストリートリートメント:ドライヤー後や外出前にアウトバストリートリートメントを使うことで、髪に水分を閉じ込め、ツヤを与えることができます。
2. キューティクルケア
キューティクルは、髪の表面を覆う保護膜です。
キューティクルが傷んだり剥がれたりすると、髪内部に水分が入り込みやすくなり、広がりやすくなってしまいます。
- ダメージケアシャンプー・トリートメント:ダメージを受けた髪を修復する効果のあるシャンプー・トリートメントを選びましょう。
- ヘアマスク:週に1~2回程度、ヘアマスクを使って髪を集中ケアすることで、キューティクルを保護することができます。
3. 髪の表面をコーティング
髪の表面をコーティングすることで、湿気をはじき、髪の広がりを抑えることができます。
- スタイリング剤:スタイリング剤には、髪をコーティングする効果があるものがあります。
ヘアオイルやヘアミルクに加えて、スタイリング剤を使うことで、より効果的に髪を広がりを抑えることができます。
これらの基本的なヘアケアに加えて、生活習慣やサロンでのトリートメントなども、湿気対策に効果的です。
では、具体的なヘアケア方法や、雨の日におすすめのヘアスタイルなどについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
具体的なヘアケア方法

湿気で髪が広がるのを防ぐためには、毎日のヘアケアが重要です。
ここでは、シャンプー・トリートメント、ヘアオイル・ミルク、ドライヤーの正しい使い方、スタイリング剤について、具体的なヘアケア方法を解説します。
1. シャンプー・トリートメント

- シャンプー:頭皮を清潔にするために、毎日シャンプーしましょう。ただし、洗いすぎは頭皮を乾燥させるので注意が必要です。
- トリートメント:シャンプー後には、必ずトリートメントを使って髪に栄養を与えましょう。トリートメントは、髪の中心から毛先に向かって丁寧に揉み込みます。
2. ヘアオイル・ミルク

- ヘアオイル・ミルク:ドライヤー前に、ヘアオイルやミルクを髪に馴染ませることで、髪に水分を与え、キューティクルを保護することができます。
- 使い方:ヘアオイルやミルクは、髪の中心から毛先に向かって、少量ずつ丁寧に馴染ませます。つけすぎると髪がベタついてしまうので注意が必要です。
3. ドライヤーの正しい使い方

- ドライヤーの温度:ドライヤーは、熱風と冷風を交互に使うことで、髪にダメージを与えずに乾かすことができます。
- ドライヤーの距離:ドライヤーは、髪から15~20cm離して使用しましょう。
- ドライヤーの向き:ドライヤーは、上から下に向かって、髪の流れに沿って乾かしましょう。
4. スタイリング剤

- スタイリング剤:スタイリング剤には、髪をコーティングする効果があるものがあります。ヘアオイルやヘアミルクに加えて、スタイリング剤を使うことで、より効果的に髪を広がりを抑えることができます。
- 種類:スタイリング剤には、ワックス、ジェル、ムースなど様々な種類があります。自分の髪質や好みに合わせて、適切なスタイリング剤を選びましょう。
これらのヘアケア方法を毎日の習慣にすることで、湿気で髪が広がるのを防ぎ、サラサラでまとまりのある髪を手に入れることができます。
ただし、髪質やクセによって、効果的なヘアケア方法は異なります。
自分に合ったヘアケア方法を見つけるためには、美容師さんに相談してみるのも良いでしょう。
では、雨の日におすすめのヘアスタイルや、その他の湿気対策ポイントについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
雨の日におすすめのヘアスタイル

雨の日や湿度の高い日は、髪が広がりやすく、まとまらない…そんな経験、誰でもあると思います。
そこで、今回は雨の日におすすめのヘアスタイルを、長さ別に3つご紹介します。
1. ショートヘア

ショートヘアは、アレンジがしやすいので、雨の日でも様々なスタイルを楽しむことができます。
- 濡れ髪風:ヘアオイルやワックスを使って、濡れ髪風のアレンジにすると、おしゃれな印象になります。
- 前髪ピン:前髪をピンで留めると、顔がすっきり見えて、雨の日でも気分良く過ごせるでしょう。
- 帽子:帽子をかぶれば、髪が広がるのを防ぐことができます。
2. ミディアムヘア

ミディアムヘアは、まとめ髪やハーフアップなど、様々なアレンジを楽しむことができます。
- まとめ髪:ポニーテールやシニヨンなど、まとめ髪にすれば、髪が広がるのを防ぐことができます。
- ハーフアップ:ハーフアップにすれば、顔周りをすっきり見せながら、髪をまとめることができます。
- カチューシャ:カチューシャをつければ、髪が広がるのを防ぐとともに、おしゃれな印象になります。
3. ロングヘア

ロングヘアは、アップスタイルや編み込みなど、華やかなアレンジを楽しむことができます。
- アップスタイル:アップスタイルにすれば、髪が広がるのを防ぐとともに、エレガントな印象になります。
- 編み込み:編み込みにすれば、髪をまとめるだけでなく、おしゃれなアレンジを楽しむことができます。
- ヘアバンド:ヘアバンドをつければ、髪が広がるのを防ぐとともに、スポーティーな印象になります。
これらのヘアスタイルを参考に、雨の日でもおしゃれにヘアケアしてください。
ただし、髪質やクセによって、似合うヘアスタイルは異なります。
自分に合ったヘアスタイルを見つけるためには、美容師さんに相談してみるのも良いでしょう。
では、その他の湿気対策ポイントについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
その他のポイント
湿気で髪が広がるのを防ぐためには、毎日のヘアケアに加えて、生活習慣の改善やサロンでのトリートメントなども効果的です。
1. 生活習慣の改善
- 睡眠:睡眠不足は、髪のパサつきや広がりの原因となります。毎日7~8時間程度の睡眠を心がけましょう。
- 食事:バランスのとれた食事を心がけ、髪に必要な栄養素をしっかりと摂取しましょう。特に、タンパク質、ビタミン、ミネラルは髪にとって重要です。
- ストレス:ストレスは、髪にダメージを与え、広がりやすくする原因となります。ストレスを溜めないように、適度に運動したり、趣味を楽しんだりしましょう。
2. サロンでのトリートメント
サロンでのトリートメントは、髪内部に栄養を与え、キューティクルを補修することで、髪を広がりを抑える効果があります。
- 種類:様々な種類のトリートメントがあるので、自分の髪質や悩みに合わせて、適切なトリートメントを選びましょう。
- 頻度:月に1~2回程度、サロンでのトリートメントを受けることで、効果を維持することができます。
3. サロンでの縮毛矯正
縮毛矯正は、髪のクセをしっかりと伸ばし、広がりを抑える効果があります。
- 種類:様々な種類の縮毛矯正があるので、自分の髪質や希望に合わせて、適切な縮毛矯正を選びましょう。
- ダメージ:縮毛矯正は髪にダメージを与えるので、施術後はしっかりとヘアケアをすることが大切です。
これらのポイントを参考に、自分に合った方法で湿気対策をしてください。
湿気で髪が広がる悩みは、しっかりと対策することで改善することができます。
ぜひ、この記事を参考に、雨の日でもサラサラでまとまりのある髪を手に入れてください。
まとめ
雨の日や湿度の高い日は、髪が広がりやすく、まとまらない…そんな経験、誰でもあると思います。
その原因は、主に4つあります。
- 空気中の水分を吸い込む
- キューティクルが開いている
- 髪のダメージ
- 間違ったヘアケア
湿気で髪が広がるのを防ぐためには、以下の対策が有効です。
- 保湿:髪に水分を与えることで、髪内部の水分バランスを整え、キューティクルが剥がれるのを防ぎます。
- キューティクルケア:キューティクルを保護することで、髪内部に水分が入り込みやすくなるのを防ぎます。
- 髪の表面をコーティング:髪の表面をコーティングすることで、湿気をはじき、髪の広がりを抑えます。
- 生活習慣の改善:睡眠不足や偏った食生活、ストレスは髪にダメージを与え、広がりやすくする原因となります。生活習慣を改善することで、髪を健康な状態に保つことができます。
- サロンでのトリートメント:サロンでのトリートメントは、髪内部に栄養を与え、キューティクルを補修することで、髪を広がりを抑える効果があります。
- サロンでの縮毛矯正:縮毛矯正は、髪のクセをしっかりと伸ばし、広がりを抑える効果があります。
これらの対策を参考に、自分に合った方法で湿気対策をしてください。
湿気で髪が広がる悩みは、しっかりと対策することで改善することができます。
ぜひ、この記事を参考に、雨の日でもサラサラでまとまりのある髪を手に入れてください。