
- 縮毛矯正はどんな技術?
- かけるとどんな効果があるの?
- 縮毛矯正のデメリットも教えて欲しい
縮毛矯正とは、髪のくせ毛をまっすぐに伸ばす美容院のメニューの1つです。
縮毛矯正には髪のくせ毛をまっすぐ伸ばし、扱いやすくして綺麗にする効果があります。
くせが強くてまとまらない、スタイリングが決まらない人や、扱いづらい髪をボリュームをおさえたストレートヘアにできるので、スタイリングが決まらない人におすすめです。
しかしデメリットもあるので注意しなくてはいけません。
この記事では縮毛矯正をかけて綺麗な髪にするために、効果とデメリットを解説します。

縮毛矯正をかけたことがない人は効果をぜひ知ってほしいけど、デメリットも理解してからかけることをおすすめします。
縮毛矯正とは?

縮毛矯正とは、髪に薬剤をつけてくせを取り除き、ストレートアイロンでまっすぐにした状態を2液の効果で維持させる技術の事です。
- 薬剤でうねり・ねじれを取り除く
- ストレートアイロンの熱でまっすぐに固定する
- 2液でまっすぐの状態をしっかり形状記憶させる
くせ毛はうねりやねじれの状態で固まっていてることでくせがでたままになってしまいますが、薬剤でうねりやねじれを取り除きストレートアイロンでまっすぐにした状態を2液で固定し直します。
この工程で縮毛矯正をかけてまっすぐな状態にした髪は、ほとんどの場合半永久的にもちます。
根元から生えてくるくせが強くて気になる場合は、3ヵ月~6か月で根元をかけ直すことでストレートヘアを継続できます。
薬剤でうねり・ねじれを取り除く

くせ毛の箇所に縮毛矯正の薬剤を浸透させ、うねりやねじれをやわらかくします。
この工程では完全にくせを取り除くことはできませんが、ある程度のくせがとれた状態までしていきます。
髪の状態によって薬剤を使い分けないとダメージが深刻になるので注意が必要な工程です。

チリチリになってしまうビビり毛は薬剤が強すぎることが原因で起きることが多いので経験と知識が必要。
ストレートアイロンの熱でまっすぐに固定する

薬剤でくせをやわらかくした後は髪を乾かしてからストレートアイロンの熱でまっすぐな状態に固定していきます。
熱の効果で薬剤をさらに反応させてくせを取り除き、うねりやねじれがまっすぐな状態で固まります。
引っ張りすぎたり熱が高すぎるとダメージになるので細心の注意が必要です。

うねりやねじれたままだと綺麗にまっすぐ伸びないので、経験と技術が必要。
2液でまっすぐの状態をしっかり形状記憶させる

最後の工程は2液と呼ばれる薬剤でまっすぐな状態に固めて維持できるようにします。ここまでで縮毛矯正の工程は終わりです。
薬剤とストレートアイロンが髪質にしっかり合えば、髪もダメージをおうことなく綺麗にまっすぐ伸びてくれます。

サラサラなストレートヘアにあこがれている人は縮毛矯正をかけることをおすすめします。
縮毛矯正の効果は?

- くせ毛を半永久的にまっすぐに伸ばす
- パサつきをおさえて綺麗なツヤ髪にする
- ボリュームダウンできる
縮毛矯正の効果はくせ毛をまっすぐに伸ばすことだけではなく、髪を綺麗にする効果もあります。
うねりやねじれでツヤが無く見えたりパサついている毛先をしっとりとおさえてくれる効果があります。
くせ毛で広がってしまいボリュームがおさえられないような髪も、スルッとした艶やかなストレートヘアに。

くせ毛でお悩みの人だけでなく髪を綺麗にしたいと思っている人にも縮毛矯正をおすすめします。
くせ毛を半永久的にまっすぐに伸ばす
縮毛矯正はくせ毛をまっすぐに伸ばし半永久的にもたせるメニューのこと。弱いくせ毛や強いくせ毛の人にかける人が多いです。
とくにくせ毛の人に多いお悩みは以下になります。
- 雨の日は湿気で髪がまとまらない
- 前髪や一部だけくせ毛が気になってまっすぐにしたい
- チリチリした細かい髪がでてきてパサついている
縮毛矯正をかける理由はくせ毛でパサついて髪がまとまらずツヤがないからです。
うねりやねじれが気になる人もいますが、なによりスタイリングが楽になることが縮毛矯正をかけ続ける1番のメリットになります。
パサつきをおさえて綺麗なツヤ髪にする
最近ではくせ毛の人だけでなく、パサつきや広がりが気になる人も髪を綺麗にするために縮毛矯正をかけています。
全体的ではなく頭頂部の表面だけでも縮毛矯正をかけることで綺麗なツヤ髪になるので、ここ数年で縮毛矯正をかける人は増え続けています。
くせ毛じゃないと縮毛矯正はかけられないのでは?と思う人もいますが、そんなことはありません。
パサつきや広がりをおさえて髪を綺麗にする方法として縮毛矯正が人気になっています。
ボリュームダウンできる
くせ毛にはうねりやねじれによって内側から広がってしまうので、縮毛矯正でまっすぐに伸ばすとボリュームダウンします。
朝起きたら髪が爆発している人が、毎日何もしなくても綺麗なストレートヘアになってストレスがなくなった!と感想を多くいただきます。
くせ毛の爆発に悩んでいる人は縮毛矯正でボリュームダウンすることで日々のストレスがなくなります。
ストレートパーマとの違いは?
クセ毛や縮れ毛に悩んでいて、縮毛矯正やストレートパーマを検討していませんか?
どちらも髪をまっすぐにする施術ですが、実はいくつかの違いがありますので、解説していきます。
施術方法の違い
縮毛矯正は、薬剤を塗布した後にアイロンで髪を伸ばすのに対し、ストレートパーマは薬剤のみで髪を伸ばします。
そのため、縮毛矯正の方が髪のダメージが大きくなります。
仕上がりの違い
縮毛矯正は、髪の内部まで薬剤が浸透するため、まっすぐでツヤのある仕上がりになります。
一方、ストレートパーマは髪の表面のみがストレートになじむため、髪の根元からまっすぐな仕上がりにはなりません。
持ちの違い
縮毛矯正は、ストレートパーマよりも持ちが長いのが特徴です。
一般的に、縮毛矯正は3~6ヶ月、ストレートパーマは1~3ヶ月程度の持ちです。
費用の違い
縮毛矯正は、ストレートパーマよりも費用が高くなる傾向にあります。
これは、施術時間や手間がかかるためです。
向いている人、向いていない人の違い
縮毛矯正は、髪のダメージが気になる人や、まっすぐでツヤのある髪を目指したい人に向いています。
一方、ストレートパーマは、髪のダメージが気になる人や、髪型を変える頻度が高い人に向いています。
まとめ
縮毛矯正とストレートパーマは、どちらも髪をまっすぐにする施術ですが、施術方法や仕上がり、持ち、費用、向いている人など、いくつかの違いがあります。
自分の髪質やライフスタイルに合わせて、自分に合った施術を選ぶことが大切です。
注意点
縮毛矯正やストレートパーマは、髪のダメージを伴う施術です。
施術前には、必ず美容師に相談して、自分の髪質やダメージ具合に合った施術方法や薬剤を選んでもらうようにしましょう。
縮毛矯正と薬剤の種類

縮毛矯正と薬剤の関係には種類があり、内容が異なることがほとんどです。
「プラチナ縮毛矯正」や「M3D縮毛矯正」などいろんな名前がありますが、縮毛矯正の種類は大きく分けてこの3種類に分類されます。
薬剤の種類や施術の作業工程が違うので、それぞれの特徴などを解説していきます。
アルカリ縮毛矯正
一般的な縮毛矯正のほとんどがアルカリ縮毛矯正です。この理由はほとんどの美容院に流通している縮毛矯正剤がアルカリ剤を使用しているからです。
アルカリ剤とは髪を膨潤させて薬剤が浸透することで、うねりやねじれの元となる組織を一度引き離す効果があります。
薬剤の力が強いのが特徴で、強いくせ毛には高い効果がありますがその反面ダメージを負ってしまうリスクも持ち合わせています。
アルカリ縮毛矯正は強いことがメリットですが、コントロールできないと失敗につながるリスクがあるので注意したい薬剤です。
弱酸性縮毛矯正
髪への負担が少ないことからここ何年かで増えてきたのが弱酸性縮毛矯正です。
細い髪やダメージ毛にも負担をかけずに縮毛矯正をかけられることから、年々使用している美容院が増えてきています。
しかし、髪への負担が少ないからと言ってデメリットがないわけでもありません。
アルカリ剤と違って髪を膨潤させる効果が低いので負担が少ないと思われがちですが、くせ毛を伸ばせるだけの力があるので当然負担もあります。
ストレートアイロンの使い方がアルカリ縮毛矯正とは違う点でもあるので、より技術が求められます。
失敗という点では「伸びなかった」なら再度かけられますが、弱酸性縮毛矯正でのダメージは深刻なケースが多いので美容師選びは注意しましょう。
コスメ縮毛矯正
他の縮毛矯正剤と違いコスメ(化粧品登録)の薬剤を使う縮毛矯正です。
化粧品登録された薬剤はアルカリ剤や弱酸性剤よりも作用する力が弱く、髪への負担がとても少ないのが特徴です。
そのため、くせ毛をまっすぐにする効果が弱いので硬い髪や強いくせ毛をまっすぐに伸ばす効果は期待できません。
デメリットはくせ毛が伸ばせないという点だけで髪を綺麗にしたい場合はとても良い薬剤です。
悪い点はあまりありませんが、コスメ縮毛矯正という名前だとくせ毛をしっかり伸ばしてくれるという期待があります。
くせ毛をしっかり伸ばしたい人にはおすすめできませんが、髪を綺麗にする効果としてはとても優れています。
縮毛矯正のやり方

- シャンプーで髪の汚れを洗い流す
- くせ毛を伸ばしたいところに1剤を塗布する
- くせ毛に薬剤が浸透するまで時間をおいてから1剤をしっかり流す
- ドライヤーでしっかり乾かす
- ストレートアイロンでくせ毛の箇所を伸ばしながら熱を当てていく
- 2剤をつけしっかり薬剤が反応する時間をおく
- 2剤をしっかり流してトリートメント等でヘアケアする
一般的な縮毛矯正のやり方はこのようになります。
縮毛矯正は薬剤とストレートアイロンでくせ毛をまっすぐに伸ばしますが、とても難しい技術の1つです。
やり方はどの美容院でもほぼ同じ工程ですが、判断をあやまればダメージがひどいチリチリの髪になってしまう可能性もあります。
縮毛矯正のやり方で注意すべき3点
- 髪質に合わせた薬剤の選び方
- 薬剤の塗布
- ストレートアイロンの使い方
これを重点的に意識することで縮毛矯正の仕上がりは変わります。
縮毛矯正ではストレートアイロンを使いますが、温度が高いものだと220°Cまで上がるものもあります。
コテを使った経験がある方はわかるかもしれませんが、ストレートアイロンの熱くなるプレート部分が肌に当たると、一瞬で火傷するくらい熱くなっています。
火傷の原因にもなりますし、髪を傷つけてしまう恐れもあるので自分でやるにはとても難しいので避けた方がいいでしょう。
縮毛矯正にかかる時間

縮毛矯正にかかる時間は約3時間~5時間になります。
縮毛矯正にかかる時間は髪質によって変わります。
髪が短くて細くて少なく薬剤がすぐに反応するようであれば早い、髪が長くて太くて多く薬剤の反応が遅ければ時間もかかる。
とはいえ、美容師さんの手際が良ければ早く終わるということもあるのでかかる時間はあくまで目安になります。
縮毛矯正とカラーの順番はどっちが先?

縮毛矯正とカラーの順番は、縮毛矯正を先にかけてからカラーをするのがおすすめです。
理由としては縮毛矯正剤でカラーが色落ちする可能性があるので、先に縮毛矯正をしましょう。
髪へのダメージをコントロールしやすいという点でも、カラーが後の方が髪への負担をおさえることができます。
縮毛矯正のデメリット

縮毛矯正はくせ毛をまっすぐに伸ばして髪を綺麗にできることは分かってきたけど、デメリットはあるのか?
縮毛矯正をかけるデメリットとして考えられることをご紹介します。
縮毛矯正をかける場合のデメリットは4つあるので解説していきます。
金銭的な問題
- 通常のメニューよりも金額が高い
約3ヵ月~6か月の周期なので、1年で考えると2回~4回かける計算になります。
縮毛矯正の相場は約10,000~30,000円なので、通常メニューよりも高額メニューになります。
金銭的に難しいという人は縮毛矯正を続けていくのが困難かもしれません。
しかし、かけ続ける人はそれ以上にくせ毛で悩んでいたり髪を綺麗にできるメリットの方が大きいです。
髪へのダメージ
- カラーやパーマよりダメージする可能性がある
縮毛矯正の髪へのダメージは薬剤によってチリチリに傷んでしまう可能性もあります。
髪質と薬剤が合っていればあまり傷ませないこともできますが、とても難しい選択になります。
髪へのダメージを避けるためにも、髪質とダメージを見極められる美容師さんの技術に頼るしかありません。
カラーやパーマに影響する
- カラーの色の入りが悪くなる
- ブリーチで明るくできない
- パーマがかからなくなる
縮毛矯正は髪を引き締める効果があるので、カラーの色の入りが悪くなったりパーマがかからなくなってしまいます。
ブリーチは髪への負担がとても大きいので、縮毛矯正をするのであれば避けた方がいいでしょう。
しかし、カラーの色の入りは悪くなりますが染まらないわけでもありませんが、アッシュや色の抜けが早いカラーはもちがわるいです。
一般的なパーマはかけられなくなりますが、デジタルパーマであればかけることは可能です。
定期的にかけ続けないといけない
- 1度全体をかけると定期的にかけ続けないといけない
- 毎回3~5時間かかってしまう
縮毛矯正は1度かけたところはくせ毛がまっすぐになりますが元のくせ毛はまたうねりやねじれて生えてきます。
縮毛矯正でまっすぐな髪と生えてきたくせ毛の差が目立ってきてしまうので、定期的にかけ続けないといけません。
その度に約3~5時間かかってしまうので、時間と労力に余裕がないとかけ続けるのは難しいかもしれません。
しかし、くせ毛があつかいやすくなり髪が綺麗になるので1年に数回の頻度であればがんばってかける価値があるのが縮毛矯正です。
縮毛矯正でボリュームダウン

縮毛矯正によって、髪の形状が変化し、ボリュームがダウンします。
これは、縮毛矯正の薬剤によって、髪の内部構造が変化し、髪の弾力やハリが失われるためです。
ボリュームダウンの程度は、髪質や施術方法によって異なります。
一般的に、毛量が多い人や、髪の質が硬い人ほど、ボリュームダウンの効果が強くなります。
また、施術方法でいえば、強酸性の薬剤を使用すると、ボリュームダウンの効果が強くなります。
ボリュームダウンのメリットとしては、以下が挙げられます。
ボリュームダウンのデメリットとしては、以下が挙げられます。
ボリュームダウンをしたい場合は、髪質や理想の仕上がりをよく考えて、施術方法や薬剤の種類を決めることが大切です。
また、施術後も、髪のダメージを防ぐために、トリートメントやヘアケアに気を配りましょう。
以下に、ボリュームダウンを抑える方法をいくつかご紹介します。
- 根本を残す
縮毛矯正の時に、根本を残すことで、ボリュームダウンを抑えることができます。
- 弱酸性の薬剤を使う
弱酸性の薬剤は、強酸性の薬剤に比べて、ボリュームダウンの効果が弱くなります。
- 施術頻度を減らす
縮毛矯正を頻繁に行うことで、髪へのダメージが蓄積され、ボリュームダウンが強くなる可能性があります。
自分の髪質や好みに合わせて、ボリュームダウンを抑える方法を検討してみてください。
縮毛矯正を失敗してしまう原因

縮毛矯正の失敗は大きく分けると以下の3つになります。
縮毛矯正をかけてまっすぐに伸びなかった場合はやり直しがききますが、ぺったんこやチリチリは戻すことが難しい失敗です。
縮毛矯正で失敗しない為にも、原因を解説していきます。
くせ毛が伸びずうねりが残る
縮毛矯正の失敗で1番多いのがくせ毛が伸びないことです。くせ毛が強かったり薬剤の反応が足りないことでおこる失敗です。
くせ毛が伸びない原因として以下の理由が考えられます。
くせ毛が伸びない原因は薬剤やストレートアイロンに原因があります。
くせ毛と髪質を見極めて縮毛矯正をかけないと、しっかり伸ばすことができないので注意が必要です。
ぺったんこになってしまう
縮毛矯正の失敗でぺったんこになる原因は、薬剤が強すぎたり根元が折れてしまうことがあります。
この原因で1度ぺったんこになってしまうと、髪が生えかわるまで改善は難しいです。
薬剤が強すぎて髪のコシがなくなった場合は、生えてくる髪が生え変わるまで待つしかありません。
しかし、根元が折れてしまった場合は折れた個所を縮毛矯正でかけ直すことでまっすぐに戻すことが可能です。
1度縮毛矯正をかけて折れてしまった箇所をなおすのは難しいので、髪の状態を美容師さんと相談しましょう。
チリチリのビビり毛

こちらのマネキンは薬剤・アイロンで髪の毛に通常よりも10倍以上の負担をかけることで、髪の毛を維持できなくさせてるくらいのダメージを加えたものです。
この状態のことを「ビビリ毛」と言います。
*クシや指も通らないほどゴワゴワでバサバサです。
これが縮毛矯正の失敗で一番ひどい状態です。
このような状態になってしまってからは髪を修復するのが困難を極めるため、カットしてビビリ毛の部分をなくしていく方法が最適となります。
縮毛矯正のダメージ

縮毛矯正のダメージの原因は以上2つの工程で起こります。
縮毛矯正は薬剤が髪の内部に浸透して髪を膨潤させてくせ毛をくずし、ストレートアイロンで髪を挟み込んで物理的な力と熱の力で伸ばすものです。
ダメージした髪の状態は手触りも悪くひっかかるで、ちぎれた髪はチリチリになってしまうことも。
縮毛矯正のダメージが原因でゴワゴワやパサパサな症状にならならいために解説していきます。
ゴワゴワになってしまう原因
- カラーやパーマなどを繰り返していて負担が大きい
- 髪質がとても繊細で負担をかけすぎてしまう
- 縮毛矯正の薬剤のパワーが髪質に合わず強すぎる
髪には綺麗な状態でいられる体力の限界があります。
その限界を超えてしまうとゴワゴワになりまとまらず、自分では扱えない髪の毛にまでなってしまうこともあります。
そうならないためにも原因を知ることで対応できるようにしておきましょう。
サラサラにならない原因
- ヘアカラーやパーマなどを繰り返していて負担が大きい
- 髪質がとても繊細で負担をかけすぎてしまう
- 縮毛矯正の薬剤のパワーが髪質に合わず強すぎる
大きく分けると「ダメージ」と「技術」が原因です。
もともとの髪質がゴワゴワでも、サラサラにするのが縮毛矯正です。
では、サラサラにならなかった原因となるダメージと技術について詳しくは以下の記事で解説しています。
艶がなくバサバサする
- トリートメントでコシをつける
- ブロー・ストレートアイロンで伸ばす
- 縮毛矯正で艶髪にする
縮毛矯正をするなら美容院選びが重要

縮毛矯正は髪にダメージを与えてしまうメニューになりますので、とても繊細な技術が必要です。
ある程度の経験や知識を持った美容師さんに施術してもらうようにすることで、失敗を避けることができるでしょう。
信頼できる美容院の探し方は以下を参考にしてください。
よくある質問
縮毛矯正はどんな人がするのですか?
縮毛矯正は、特殊な薬剤で髪の内部構造を変化させて、くせ毛や広がりやすい髪をストレートにする施術です。そのため、くせの強い髪や縮れた髪などの扱いづらい髪でも、スタイリングしやすくなります。
また、美容院によっては、前髪や顔周りのみの施術も行っており、部分的に縮毛矯正をかけることも可能です。
縮毛矯正ってどれくらいもつの?
縮毛矯正の持ちは、髪質や施術の強さによって異なりますが、一般的には3~4ヶ月程度です。
髪質が硬く、クセが強い場合は、効果が長持ちする傾向があります。また、施術の強さも、効果の持続性に影響します。強めにかけるほど、効果は長持ちしますが、ダメージも大きくなります。
そのため、縮毛矯正の持ちをよくしたい場合は、髪質やダメージを考慮して、美容師と相談しながら施術を行うことが大切です。
縮毛矯正とヘアアイロンどっちが痛む?
縮毛矯正とヘアアイロン、どちらが髪にダメージを与えるかは、使用頻度や温度、アイロンの種類などによって異なります。
**一般的には、縮毛矯正の方がダメージが大きいと考えられています。**これは、縮毛矯正では薬剤を使って髪の内部構造を変化させるためです。そのため、髪の強度や弾力性が低下し、切れ毛や枝毛の原因となることがあります。
**一方、ヘアアイロンは、髪の表面に熱を与えて形を整えます。そのため、縮毛矯正ほどダメージを与えにくいと考えられています。**しかし、高温のヘアアイロンを長時間使用したり、毎日のように使用したりすると、髪が乾燥してパサつき、切れ毛や枝毛の原因となることがあります。
そのため、縮毛矯正とヘアアイロンのどちらが髪にダメージを与えるかは、使用頻度や温度、アイロンの種類などによって決まると言えるでしょう。
具体的には、以下のような点に注意すると、髪へのダメージを抑えることができます。
- 縮毛矯正は、年に1~2回程度に留める。
- ヘアアイロンは、180℃以下に設定し、なるべく短時間で使用を済ませる。
- ヘアアイロンは、髪の表面を傷めないように、こまめにブラッシングをしてから使用する。
- ヘアアイロンの使用後は、必ずトリートメントで髪をケアする。
縮毛矯正は髪が痛みますか?
縮毛矯正は、髪の内部構造を変化させるため、多少のダメージは避けられません。特に、くせの強い髪や広がりやすい髪は、髪質が弱い傾向があるため、よりダメージを受けやすくなります。
また、縮毛矯正の頻度や、カラーやパーマなどの施術との併用も、髪へのダメージを大きくする要因となります。
そのため、縮毛矯正を検討する場合は、事前に美容師と相談し、自分の髪質や状態に合った施術方法を選ぶことが大切です。
縮毛矯正後、ヘアアイロンはいつから使えますか?
縮毛矯正後、ヘアアイロンは24~48時間程度空けてから使用しましょう。
縮毛矯正の薬剤は、髪の内部構造を変化させて、くせ毛を伸ばします。そのため、髪に負担がかかっており、ヘアアイロンなどの熱を加えると、仕上がりに影響が出たり、変なくせがついたりする可能性があります。
24~48時間程度空けることで、薬剤が髪に浸透し、髪の内部構造が安定します。そのため、ヘアアイロンなどの熱を加えても、髪に負担をかけずに、スタイリングを楽しむことができます。
また、ヘアアイロンを使用する際は、温度を低めに設定し、髪に長時間熱を当てないように注意しましょう。
縮毛矯正後、何日洗えませんか?
縮毛矯正後、髪の内部構造が変化しているため、シャンプーによって薬剤が流れ出てしまう可能性があります。そのため、縮毛矯正後24時間はシャンプーを避け、髪を乾かしてから24時間が経過してからシャンプーするようにしましょう。
ただし、美容師によっては「翌日からシャンプーしても問題ない」と判断する場合があります。その場合は、美容師の指示に従ってください。
また、シャンプーをする際は、髪を強くこすらないように注意しましょう。髪のダメージを防ぐために、シャンプー剤は少量ずつ使い、指の腹で優しく洗いましょう。
縮毛矯正の耳かけはいつからできますか?
縮毛矯正の耳かけは、施術から2日後からできます。
縮毛矯正は、髪の内部構造を変化させてストレートにする施術です。そのため、施術直後は髪の内部構造が不安定な状態にあり、耳かけなどのアレンジをすると、髪にクセがついてしまう可能性があります。
施術から2日後になると、髪の内部構造が安定し、耳かけなどのアレンジをしても髪にクセがつきにくくなります。ただし、髪の状態やくせの強さによっては、2日以上経ってから耳かけすることをおすすめします。
また、耳かけをするときは、ゴムをきつく締めないように注意しましょう。きつく締めると、ゴムの跡が髪に残ってしまう可能性があります。
また、耳かけをするときは、ゴムをきつく締めないように注意しましょう。きつく締めると、ゴムの跡が髪に残ってしまう可能性があります。縮毛矯正は何歳からできますか?
縮毛矯正は、基本的には何歳からでも可能です。ただし、施術にかかる時間は3~4時間程度と長く、じっと座っていられない年齢のお子さまには難しい場合もあります。また、縮毛矯正は髪のダメージを伴う施術ですので、髪への影響やケア方法をしっかり理解した上で、施術を受けるかどうかを判断することが大切です。
具体的には、小学校高学年からが目安と考えられています。ただし、お子さまの性格や髪質、ご家族の考え方などによっても判断が分かれるところですので、美容師さんとよく相談して決めることをおすすめします。
縮毛矯正後 お風呂いつから?
縮毛矯正後のお風呂は、施術後24時間経過後が理想です。
縮毛矯正では、薬剤で髪の内部構造を変化させて、くせを伸ばします。その薬剤が定着するまでに、24時間程度かかるためです。
当日のお風呂は、シャワーキャップを着用して、髪を濡らさないように注意しましょう。
また、縮毛矯正後は髪がデリケートになっているため、シャンプーやドライヤーの際は、優しく扱うことを心がけてください。
以上の点を踏まえて、縮毛矯正後のお風呂は、施術後24時間経過後がおすすめです。
縮毛矯正とストパーどっちが安い?
縮毛矯正は、くせ毛や広がりやすい髪をストレートにする施術で、ストレートパーマは、パーマで付けたカールを落とす施術です。
一般的に、縮毛矯正の方がストレートパーマよりも高価です。縮毛矯正は、髪の内部構造を変化させる薬剤と、熱処理を組み合わせることで、くせ毛を完全にストレートにします。そのため、施術に時間と手間がかかり、費用も高くなります。
一方、ストレートパーマは、髪の表面に薬剤を塗布し、熱処理をすることで、パーマで付けたカールを落とします。そのため、施術時間や費用が縮毛矯正よりも短く抑えられます。
具体的な費用は、美容院や地域によって異なりますが、縮毛矯正は15,000円~20,000円程度、ストレートパーマは10,000円~15,000円程度が相場です。
縮毛矯正の方が、ストレートパーマよりも高価です。
縮毛矯正とパーマ どっちが痛む?
縮毛矯正の方が痛むことが多いです。
縮毛矯正は、髪の内部構造を変化させてストレートにするため、強い薬剤と熱を併用します。そのため、髪のダメージが大きく、パサつきや切れ毛の原因になることがあります。
一方、パーマは、髪の表面の形状を変化させるため、薬剤の使用量が少なく、熱を利用する時間も短いため、縮毛矯正に比べてダメージは少ない傾向があります。
ただし、パーマも薬剤を使うため、髪のダメージがゼロになるわけではありません。また、縮毛矯正とパーマを繰り返すと、ダメージが蓄積して髪の状態が悪化する可能性があります。
そのため、縮毛矯正やパーマを検討する際は、事前に美容師に相談して、髪の状態や希望の仕上がりに合わせて、適切な施術方法を選ぶことが大切です。
縮毛矯正とブリーチ どっちが痛む?
縮毛矯正とブリーチは、どちらも髪へのダメージが大きい施術です。一般的には、ブリーチの方が縮毛矯正よりもダメージが大きいと言われています。
その理由は、ブリーチは髪の色素を抜くため、髪の内部構造を大きく変化させるからです。一方、縮毛矯正は髪の内部構造を変化させるものの、髪の色素は残ります。
ただし、縮毛矯正の薬剤の濃度や、施術時間、髪質などによっても、ダメージの度合いは異なります。そのため、必ずしもブリーチの方がダメージが大きいとは言えません。
自分の髪質や希望のスタイルに合った施術方法を相談することをおすすめします。縮毛矯正でチリチリになるのはなぜ?
縮毛矯正でチリチリになるのは、髪の内部構造が過度に傷んでしまったためです。
縮毛矯正の薬剤は、髪の内部のタンパク質を変性させて、髪の形をまっすぐにします。
しかし、薬剤の強さや熱処理の時間が長すぎると、髪の内部のタンパク質が完全に壊れて、髪の形を維持できなくなります。
そのため、チリチリとした縮れ毛になってしまうのです。
具体的には、以下の3つの原因が考えられます。
- 薬剤の強さ:薬剤の強さが強すぎると、髪の内部のタンパク質が過剰に壊れてしまいます。
- 熱処理の温度:熱処理の温度が高すぎると、髪の内部のタンパク質が過剰に壊れてしまいます。
- 熱処理の時間が長い:熱処理の時間が長すぎると、髪の内部のタンパク質が過剰に壊れてしまいます。
縮毛矯正をする場合、これらの原因を避けるために、信頼できる美容師に施術を依頼することが大切です。
縮毛矯正をしたらヘアアイロンは必要ですか?
縮毛矯正をしたら、ヘアアイロンは必要ではありません。縮毛矯正は、髪の内部構造を変化させてストレートにするので、自然なストレートスタイルを維持することができます。
ただし、ヘアアイロンを使うことで、より華やかなスタイルや、くせをより強く出すようなスタイルをつくることができます。また、縮毛矯正をかけてから時間が経つにつれて、髪のクセが戻ってくる場合もあるため、ヘアアイロンで整えることで、ストレートスタイルを維持しやすくなります。
したがって、ヘアアイロンは必要ありませんが、あると便利なアイテムと言えます。
まとめ

私たち美容師は常に進化していかなくてはいけませんし、常に勉強していかなければいけません。
時代の多様化による早いスピード感に追いついていかないと、これからは今までになかったことばかり起こっていきますからね。
髪の毛もそうだと思っています。
頭に平らなパネルを薬剤と一緒に貼り付けるのがストレートパーマだった時代から、乾かしてストレートアイロンでまっすぐ形状記憶させる縮毛矯正に進化しました。
今ではツンツンにしない柔らかい縮毛矯正・ストレートパーマにまで進化してきました。
パーマも電髪(パーマの昔の呼び方)と呼ばれたところからスタートして、今ではデジタルパーマやエアウェーブと言うパーマが存在します。
それぞれが違った髪の毛への負担があるので髪の毛の状態も時代や人によって様々です。
これから縮毛矯正・ストレートパーマもさらに進化していくことを考えると、立ち止まっていい技術なんてありません。
その時代にあった技術のご提案を皆様に提供するのが僕達の使命です。
以上、長くなりましたが縮毛矯正・ストレートパーマについて書かせていただきました。
最高の技術・最高のサロンにしていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました^^
キレイな縮毛矯正・ストレートパーマはつむぎにお任せください!